【保存版】マイホーム 老後を考えすぎて失敗!?

こんにちは上谷です!

皆さんは、家を建てる際に「老後」に
ついて考えますか?

段差をなくしたり浴室に「手すり」を
取り付ける方、2階リビングを考えて
いるけど、老後が不安という方もいる
と思います。

しかし、老後を考えた設計で後悔してい
る方も多いです。浴室に「手すり」を取
り付けたけど、使わないし掃除が面倒に
なった。廊下や階段を広く取りすぎた。
他の部屋をもっと広くすればよかった
などと感じている方がいます。

ある程度の年代になってからのマイホ
ーム計画では老後も視野に入れて家づ
くりを考えた方が良いと思います。

では、どの程度視野に入れて考えた方が
良いのでしょうか。考えていきましょう。

まず、家を考える際に、死ぬまでその
場所に住み続けるかという事を考えて
見てください。

家を買う=死ぬまでそこに住む
と考える方が多いですが、実はそうとは
限りません。

近年では、70歳以上がマンションに住
んでいる割合が徐々に増え始めています。

というのも、最近では高齢者向けの
サービスが提供されるマンションが
増えています。そこで、老後はマン
ションを選ぶ方も多いようです。

実は高齢者が住みやすい間取りと
若い時に欲しい間取りには大きな差
があります。

高齢者住みやすい間取り

広すぎず、ひとつの部屋からトイレや
浴室など各部屋に簡単にアクセスでき
る部屋。広すぎる庭は雑草などの手入
れが届かなくなる


若い時に欲しい部屋

広く開放感があり、トイレや浴室、各
部屋に、ある程度のプライバシー性が
あり、庭も大きくとって、休日には、
BBQなども楽しめる庭が欲しいという
方もいます。

 

このように、高齢になってから住みや
すいと感じる家と、今欲しい家は、
真逆というほど変わりますよね。

 

そして、時代の変化が激しい現代では
十年後にどんな時代になっているか
分かりません。高齢者向けアイテムや
サービスも大きく変わる可能性もあり
ますので、マイホーム計画は老後を
考えすぎるのも、後悔に繋がるかも
しれませんね。

 

今の間取りで計画すると、何歳までは
満足できるのか、不便になった場合は
簡単にリフォームできるようにしてお
こうなど、今を優先的に考える方が
良いように感じます。

是非、参考にしてください

 

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見て頂けると嬉しいです。

上谷 幸祐

上谷 幸祐

一級建築士。株式会社かみだに工務店一級建築士事務所代表。 徳島出身。1984年4月生まれ。4児の父。 建築一筋18年、住宅診断300棟、設計施工100棟 ゼネコンでの現場監督経験や、大手ハウスメーカーでの営業・設計など幅広い建築経験を経て独立。 現在は、徳島県で主に間取りリフォームやリノベーションを扱う工務店を経営。 登録者6000人超の住宅関連情報を発信しているYouTubeチャンネルを運営。

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