【後悔しない間取り】隣接すると便利な部屋

こんにちは、上谷です!

今回は近くに設置すると便利な、相性のいい部屋についてお話しします。

前回は、相性の悪い部屋を紹介しました。

気になる方は、ぜひ確認してください。  

 

 

相性の良い部屋 1つ目
トイレと階段

トイレの配置は、階段に近いほど便利になります。

1階のみにトイレがある場合も、各階にトイレがある場合も、階段に近い方が、使い便利が良いです。

まず、1階のみにトイレがある場合は、2階の寝室から階段を下りて、トイレが近くに無いと不便に感じますよね。

小さいお子さんがいらっしゃれば、なおさらです。

また、各階にトイレがある場合も、片側のトイレが使用中でも、もう一つのトイレにすぐ掛けこむことができます。

朝、家族のトイレの使用が集中する際に、便利ですよね。

また、トイレのプライバシー面も音に関しても、階段であれば気にすることはなさそうです。

相性の良い部屋2つ目
リビングと子供部屋

子供部屋のイラスト(室内風景)

意外かもしれませんが、リビングに近い子供部屋は、メリットがたくさんあります。

1つ目のメリットは、お子さんの様子が、いつでも見れるという点です。

家族が顔を合わせるために、リビング階段を採用する場合がありますが、それ以上に接触頻度を上げることができます。

 

2つ目のメリットは、声をかけるのが楽という点です。朝起こす際や、ご飯ができたときの呼びかけなど、再々階段を上がったりして呼びに行く、という手間が省けます。

 

3つ目は、子供室を必要としない期間に、他の用途として使いやすい、という点です。

これは、何度か他の動画でもお話ししていますが、子供室を使用する期間は、家の寿命の中で限定的です。

そのため、お子さんが小さい時期や、出て行ったあとなどの、子供室を必要としない期間にスペースの有効活用として、他の用途で使用するという方法です。

その場合に、リビングに近い位置に配置されていると、物置以外の様々な用途に利用しやすいため、配置の都合がよくなります。

趣味や家事のスペースとして利用しやすいですし、旦那さんの、夢の書斎スペースになるかもしれません。

ただし、注意点もあります。子供室が1階になる場合は、子供室の防犯性にも気をつけないといけません。

そして、リビングからの音に対しての対策も必要となります。

ウチの子供のように、一度寝てしまうと、一切起きないというお子さんなら、問題はありません。

 

相性の良い部屋3つ目 
玄関と納戸です。

納戸は、採光を必要としないため、割と計画の優先順位が低いため余った場所や、比較的間取りの奥の方の配置になってしまいがちで1す。

狭い廊下の一角に設けた納戸は、出し入れがしにくいため、一度物を入れると、入れっぱなしになりやすいです。

ですが、納戸は玄関ホールに面して設置すると、まとまったスペースで出し入れがしやすく、また、外空間との動線の連続性ができるので、季節ものの家電や家具、買い置きの保管などの、大型収納として、普段使いできる収納になります。

シューズクロークと似たような配置になりますが、靴や三輪車やアウトドアグッズなど、外で使用するものを、収納するシューズクロークとは、衛生上空間は分けておいた方が使いやすいと思います。

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上谷 幸祐

上谷 幸祐

一級建築士。株式会社かみだに工務店一級建築士事務所代表。 徳島出身。1984年4月生まれ。4児の父。 建築一筋18年、住宅診断300棟、設計施工100棟 ゼネコンでの現場監督経験や、大手ハウスメーカーでの営業・設計など幅広い建築経験を経て独立。 現在は、徳島県で主に間取りリフォームやリノベーションを扱う工務店を経営。 登録者6000人超の住宅関連情報を発信しているYouTubeチャンネルを運営。

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