こんにちは住まいの専門家かみだにです。
—— 6 キッチンの巾 ——
ケチって後悔する住宅仕様7選 6は、キッチンの巾 です。
キッチンはその使用頻度から、食洗器や水栓や収納など色々な部分で後悔が多い場所になっています。
その中で、なんとなく決めているキッチン仕様の第一位が、キッチンの幅です。
標準的に採用している巾が255㎝ですが、そもそも255㎝になっている理由は、910モジュールの家の場合に、2間間口が364㎝で、壁の厚みを考えると、部屋の幅が約350㎝となります。
そして、通路を95㎝確保した寸法が255㎝となります。
皆さんお気づきですか?
つまり、255㎝とキッチンの調理性とは全く関係ないんです。
衝撃ですよね。
ただの引き算だったんです。
ですから、実際に255㎝が自分にとって使いやすいかどうかは検討が必要です。
さらに、キッチンの幅を変更するのって凄く高いイメージないですか?
キッチン自体が定価100万円以上しますからね。
ですが、例えば255㎝を15㎝アップの270㎝にするのであれば、ほとんどの種類で5万円以内の差額です。
とはいっても、以前は先ほどのように、間取りの問題がありましたから、広げたくても広げられないということも多かったと思います。
ですが、現在では、キッチン配置の自由度が上がっていたり、2間以上の間口を可能にする構造材などもありますので、巾の広いキッチンを採用することに問題はありません。
使用頻度が高く、後悔の声も多いスペースですから、慣習による妥協をしないように、しっかりイメージしてみてください。
と料理を一切していない私からのアドバイスです。
—— 7 インナーガレージ ——
ケチって後悔する住宅仕様7選 7は、インナーガレージ です。
これは、興味の無い方は無視してください。
インナーガレージに少しでもご興味のある方に向けてお話しします。
実はインナーガレージは私の家にも採用しています。
そして、かなり満足度が高いのでご紹介します。
皆さんのインナーガレージに想像するメリットは、おそらく雨の日でも濡れずに使えるということですよね。
もちろん、それは最大のメリットには違いないですが、それだけなら、カーポートでも問題ないですよね。
実際に使用している私が思うメリットは、雨も含めて全ての気候に強いということです。
つまり、暑さ、寒さ、台風のような雨、風の全てに対して強いことです。
例えば、夏の暑い日でも、車に乗った時のムッとした暑さも、かなり軽減されますし、寒い冬にフロントガラスが凍ることもありません。
台風でも、車の乗り降りにストレスはありません。
これらが、カーポートと全く違う部分だと思います。
とはいっても、採用するためにびっくりするぐらい予算を投下する必要があります。
私の場合、完全な車社会である徳島県で生活していますので、当面設置した恩恵を受け続けられますが、都会の方は、今後そこまで車を利用するメリットはないかもしれません。
その部分は地域性にあわせて検討ください。
どちらにしても、インナーガレージは欲しいけど、雨の日だけの為に、こんなに費用はかけられない。
と考えている方がいらっしゃいましたら、他にもこんなメリットがあるよ、というご紹介でした。
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