勝手口は必要!?メリットとデメリット

こんにちは、上谷です!

今回は、勝手口は必要!?といった
テーマでお話ししたいと思います。

勝手口とは、
玄関とは別に設けられた入口の事です。
外からキッチンに直接アクセスできる
為、買い物を運んだり、ゴミ出しに使用
すると便利とされています。

今回は、メリットやデメリット、以前と
の生活や間取りの変化も併せてみていき
ましょう。

 

・メリット

来客中でも生ゴミなどを外に出せる
災害等の脱出口として役立つ場合がある

 

・デメリット

建築費、ドア代金が増える
勝手口の位置によってはゴミ集積所へ遠回りになる
隠れてピッキングされやすい

ゴミ出しのイラスト


・今までと変わった事

以前までは台所が独立していて奥まった
場所に合った事で、勝手口は家事用の
出入り口に便利に使えていました。

例えば、サザエさんの家を想像すると
酒屋さんが商品を運び入れたりと、便利
な使い方をされていますね。

現在はLDKが多くなり、キッチンもリビン
グと一体になり、明るさや快適性なども配
慮し、開けたキッチンになってる場合が多
いですね。その為、わざわざ勝手口を使う
人は減ったと考えられます。

 

注意する点

ゴミ出しや買い物を運びやすいという事は、
道路や歩道に近いという事で、防犯性が悪
くなります。また、鍵の閉め忘れも増える
事が多くなります。

一般的な勝手口は防犯用の格子が付いてい
て、勝手口感が出るので、外観への影響も
大きいと考えられます。

費用もかかり、断熱性能を下げ、使わない
場合には無駄が大きいですね。

 

意外とデメリットの多く目立ちますね。

間取りによっては、玄関からゴミ置き場が
近い場合など、使い勝手が良い場合もある
かもしれません。しかし、どうしようか迷
っているなら、選ばない方が良いかもしれ
ません。

ぜひ、参考にしてください。

上谷 幸祐

上谷 幸祐

一級建築士。株式会社かみだに工務店一級建築士事務所代表。 徳島出身。1984年4月生まれ。4児の父。 建築一筋18年、住宅診断300棟、設計施工100棟 ゼネコンでの現場監督経験や、大手ハウスメーカーでの営業・設計など幅広い建築経験を経て独立。 現在は、徳島県で主に間取りリフォームやリノベーションを扱う工務店を経営。 登録者6000人超の住宅関連情報を発信しているYouTubeチャンネルを運営。

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