こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
今回は『危険な住宅営業マンの特徴7選 後編』をお届けします。
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6.家庭・世帯環境が違う
危険な住宅営業6つ目は、『家庭・世帯環境が違う』です。危険度は50%です。
これは、あなたの家庭環境と、担当してくれている住宅営業の家庭環境が違うという場合です。世帯環境というのは、例えば、独身なのか、夫婦世帯なのか、子供がいるのかという部分です。
これらは、冒頭でご紹介した『自宅を建てていない営業マン』と同様に、リアルで質の高い提案ができるかという部分に関わってきます。
なぜなら、家庭環境や世帯環境は、その人の価値観に影響するからです。
価値観と言えば、長年離婚原因の1位に、君臨し続ける『価値観の違い』に代表されるように、生活スタイルに最も影響を与える要素です。当然ながら、生活の基盤となる家の提案においては、その人となりが現れますから、近い価値観を持つということは重要になります。
若い営業マンは、一生懸命で可愛く思えるかもしれませんが、実体験に基づいた質の高い提案かというと、やはり見劣りする部分は出てくると思います。
基本的には、お子さんの妊娠や出産のタイミングで家づくりを計画することが多いですから、多くの方は、自分の年齢に近い、ある程度ベテランの方が価値観は近いと思います。
さらに、最近の生活は多様性に富んでいます。
例えば、室内犬を飼っている方や、両親を介護している方や、兄弟と同居している場合など、以前に比べ生活環境は様々です。また、子供がいるにしても、娘なのか、息子なのか、子供が1人なのか、私のように4人なのかによっても、生活の仕方や考え方は違ってきます。
例えば、子供が一人であれば充実した子供室を計画するかもしれませんが、私の場合は、子供室は寝れたら良いという感覚です。
そして、こういった境遇への理解は、実際に体験をしたことが無いと、イメージをするのは難しいです。ですから、初めからある程度価値観が近い営業マンを、できるだけ選定することをおすすめします。
営業マンとの会話の中で『ウチの家では〇〇なんです。』というような節々の会話に共感できるか、という部分を意識して聞いてみてください。
7.メモ・議事録を取らない
危険な住宅営業7つ目は、『メモ・議事録を取らない』です。危険度は100%です。
これは、トラブルに発展する可能性が高いです。時々、記憶力によほどの自信があるのか、全くメモや議事録を取らない営業がいます。
そして、そのような営業に限って、要望や決め事を忘れやすいです。
加えて、その場で自分が説明した内容も、書き留めていませんから、言った言わないのトラブルが後を絶ちません。私も大手ハウスメーカーに在籍した際に、多くのトラブルメーカーを見てきましたが、本当にメモを取りません。
また、たまにこういったトラブルの話の際に、『トラブルにならないように、施主側もメモを取りましょう。』というようなアドバイスがありますが、基本的にメモや議事録を取るというのは、住宅会社側の作業です。
なぜなら、トラブルが無いように正確に要望を書き留めておくのは、提供するサービスの一環だからです。
『いや、勝手に決めるな!ウチにはウチのやり方がある!』という会社もあるかもしれませんが、それがクレームが多い原因だと思います。
『ちゃんと要望のものを、正しく工事してくれるかな?』というような、余計な不安を感じないためにも、メモや議事録をちゃんと取ってくれる営業マンを選ぶようにしてください。
今回は『危険な住宅営業マンの特徴7選』をご紹介しました。
1.自宅を建てていない営業マン 危険度50%
2.無免許・無資格営業マン 危険度70%
3.教えてくれる営業マン 危険度80%
4.要望通りの提案 危険度70%
5.疲れる・長く感じる 危険度80%
6.家庭・世帯環境が違う 危険度50%
7.メモ・議事録を取らない 危険度100%
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