こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
今回は『知らなきゃ損する！プロが選ぶ住宅価格を下げる方法７選 後編』をおとどけします。
前編から見たい方は、こちらをクリック！
中編を見たい方は、こちら！
６.提携ローンは使わない
建築費を大幅に下げる方法６つ目は、『提携ローンは使わない』です。
この方法の価格期待度は、４つ星です。【１００万～３００万の値引き】
提携ローンは、住宅会社が斡旋してくれる住宅ローンです。提携ローンを選ぶ際のメリットは、手続きがスムーズという点一点です。
ある程度の作業を、住宅会社とローン会社が直接行ってくれますから、比較的負担を感じることなく、進めることができます。
ただ、提携ローンだからといって、金利が最安値という訳ではありません。逆に競合のローン会社を検討していない場合は、高い金利で契約してしまう可能性もあります。
住宅ローンは、はっきりいってどこで組んでも中身は変わりませんから、金利の比較が全てです。
そして、住宅ローンは年数が長く、複利で差が開いてしまいますから、ほんの少しの金利の違いで、数百万円も差がついてしまいます。例えば、4000万円を35年ローンで組んだ場合は、ほんの0.1％の差で70万円以上も差がつきます。
月々の差額は、2,000円程度なので気にならないという方もいるかもしれません。しかし、70万円あればローンが終わる35年後に、屋根の塗替え費用が賄えますから、なんとなくで進めてはいけない額ですよね。
これは、0.1％の差ですから、それ以上となると提携だからといって、お任せでは決めれませんよね。
特に現在では、ネット銀行の金利破壊のお陰で、大手や地方銀行もかなり突っ込んだ金利を提示してくれますから、面倒だと思わずに、できるだけ多くの選択肢から選ぶことをオススメします。
７.建売・規格住宅を選ぶ
建築費を大幅に下げる方法７こ目は、『建売・規格住宅を選ぶ』です。
この方法の価格期待度は、７つ星です。【５００万～１０００万の値引き】
今回の中で１番価格に影響の出る方法です。建売住宅や規格住宅を選ぶと、注文住宅に比べ住宅価格を抑えることができることは、勉強熱心な当ブログの読者さんなら当然ご存知だと思います。
しかし、その安価な理由が、雑な施工や、安い材料を使っているからと思っている方もいるかもしれません。ただ、その認識のままでは、安く家を買える、せっかくの機会を見す見す失ってしまうかもしれません。
ですから、建売住宅や規格住宅が、注文住宅に比べ何故安価に建てられるのかについて詳しくご紹介します。
まず、一番大きな理由は、圧倒的に人件費を圧縮できることです。
これは、打ち合わせに必要となる営業の人件費や、現場管理の人件費だけではなく、間取りを規格化することで、現場作業員の施工面の人件費も、圧縮することができるからです。
家の価格の約半分は人件費ですから、この部分で価格に大きな違いが出ます。
そして、もう一つの理由は、原価が確定しているということです。建売住宅や規格住宅は、建築時点で原価が確定していますから、販売時に利益も確定していることになります。
この部分は理解しにくいかもしれませんが、注文住宅の場合、工事の進み方や工事の難易度、お客さんの要望によっても利益は変動しやすいですから、原価確定は建売住宅や規格住宅の強みといえます。
そして、この原価が確定している分、値下げ交渉もしやすくなりますから、交渉によっては、さらに安い価格で購入することも可能になるわけです。
ちなみに建売住宅も規格住宅も、当社では扱いがありませんから、ポジショントークではありませんのでご安心ください。
今回は住宅価格を大幅に下げる方法をご紹介しました。
まとめておさらいをすると
■1 住宅会社に建てたいと思わせる【価格期待度５つ星】１００万～５００万
方法１ デザインにこだわる
方法２ 立地条件にこだわる
■2 値引き交渉を有利に進める【価格期待度４つ星】１００万～３００万
方法１ 住宅会社の社長と直接交渉する
方法２ 相見積もりをとる
方法３ 粘る
■３ 利益率が低い住宅会社を選ぶ【価格期待度３つ星】１００万～２００万
方法１ SNS発信が強い会社を選ぶ
方法２ 大工さんに直接依頼する
■４ 施主支給をフル活用【価格期待度２つ星】 ～１００万
ネット購入でも長期保証は付けられる
■５ 閑散期を狙う【価格期待度４つ星】１００万～３００万
広告チラシをチェックする
■６ 提携ローンは選ばない【価格期待度４つ星】１００万～３００万
0.1％でも安い方を選ぶ
■７ 建売住宅や規格住宅を購入する【価格期待度７つ星】５００万～１０００万
雑な施工や、安い材料だから安い訳ではない
以上の７つをご紹介しました。
というわけでこのブログでは、実際の住まいづくりで本当に役立つような情報をお伝えしております。このような専門的なブログを見ていただいてる時点で、既に皆さんは後悔の無い家づくりに近づいていると思います。
皆さんの住まいづくりのお手伝いができるよう配信を頑張っていきますので、一緒に最高の家づくり目指して頑張っていきましょう！
▼こちらの記事はこの動画で詳しく解説していますので、是非ご覧ください！
チャンネル登録お願いします！
