こんにちは。住まいの専門家上谷です。
最近では、生活様式も多種多様になってきましたが、それに合わせて様々な住宅オプションが続々と増えていますから、我々提案者もついていけなくなるくらいです。
そこで今回のブログでは、必ず知っておきたい便利な住宅オプションをご紹介いたします!
それぞれのオプションのメリットや、採用するうえでの注意点に加えて、具体的な商品も詳しくご紹介いたします。
知っておいて損がないものばかりですので、「いつも前置き長いねん!前置きはエエからはよいえや!時間無いねん!パーティいかなあかんねん!」という方も是非最後までご覧ください。
それでは、さっそくいってみましょう!
ハイドア
最初にご紹介する住宅オプションは、ハイドアです。ハイドアは、天井付近までの高さがあるような非常に背の高いドアです。
「いやいや。何のためにそんな背の高い扉がいんねん!そもそも昔は1.8mだったのが最近2mが主流になったばっかりやで!平均身長がなんぼ高なってるいうても天井までは要らんわ!」
と思った方もいるかもしれませんが、ハイドアには身長が2mもないよ、という方にもメリットがありますので、ご安心ください。
さきほどのように現在、通常の室内扉の高さは、2mのものが一般的です。その場合、天井との間には垂れ壁、という下がり壁を作ることになります。
そうなると建具がトンネルのような印象になってしまい、部屋と部屋のつながりを分断してしまいます。
その点ハイドアは、垂れ壁を作る必要がありませんので、部屋のつながりを感じやすく、扉を開けた時の開放感が非常に高いです。
また、扉を閉めている場合も、縦長でスッキリとした印象を与えることができます。
特に、空間が狭くなりやすい玄関ホールに使用すると、自然にLDKへのつながりを促すことができますから、効果的に空間の広がりを感じることができます。
またそれ以外のハイドアのメリットをご紹介します。
通常の建具の場合、垂れ壁がありますから、あたたまった空気が部屋の上部にたまりやすくなります。夏場に窓を開けて通風を促しても、天井付近の空気は抜けにくくなってしまいます。
その点ハイドアの場合は、扉を開けるだけで、部屋の上部の空気を、動かすことができます。夏場の通風に効果があるのは、大きなメリットですよね。
そして、ハイドアの種類についてもご紹介しておきます。
まず、ハイドアの高さについてですが、従来は天井高を2.4mとすることが多かったため、現在もハイドアは2.4mのものが主流となっています。
しかし、最近ではより解放感を演出するために、天井高を2.5m以上確保することも多いです。
メーカーによっては、そういった高い天井高に対応できるように、2.5mや2.7mのハイドアを標準で設定している場合もあります。
この部分はメーカーによって違いますので、見落とさないようにチェックしてみてください。例えば、建材メーカーの永大であれば、2.7mまでのハイドアを標準で設定していますので、安価で採用することができます。
また、ハイドアのみを扱うメーカーとして神谷もあります。神谷はハイドア専門のメーカーで、建具デザインにもかなりこだわっており、枠無しのデザインが標準です。
解放感に加えて、デザイン面でもハイドアにこだわりたい、という方にお勧めです。
特にハイドアの際に、建具の反りが気になりますが、神谷は建具の反りに対して、永久保証を出しているメーカーですので、品質に対しての自信も感じられます。
神谷のサイトは、リンクを下の方に貼っておきますので、興味のある方はご覧ください。
そして、最後にハイドアのデメリットもご紹介します。それはたった一つ、価格が高くなるということです。
とはいっても、実は価格差はそこまで大きいものではありません。以前のハイドアは、採用を少し躊躇するくらいの価格差がありました。
しかし、最近ではハイドアが採用されることも多くなり、ハイドアをそもそも標準設定で選べるメーカーも増えてきました。
もちろんデザインによって異なりますが、一か所10000円~20000円程度の価格差から採用することができます。
それでも「いやいや、家中の建具になったら数が多いねんから、チリも積もればになるやろ!さては建具メーカーの回し者やな!」と思った方もいるかもしれません。確かに数が多くなれば価格差も大きくなりますよね。
ですので、個人的なオススメとしては、玄関ホールやLDK付近など、利用頻度が高く、視認性も高い空間にハイドアを採用することで、より設置効果を得られると思います。
最近は廊下も少なくなっているため、建具の数も従来よりは減ってきていると思います。そうなると標準との価格差はより小さくなりますから、採用のハードルは低くなっていると思います。
特に部屋の広さに不安を感じている方は、ハイドアを採用することで視覚的に広がりを感じますので、是非採用をご検討ください。
ちなみに収納部分はハイドアが基本です。
天井付近までの高さのものを採用することで、収納をめいっぱい利用することができます。あわせて採用を検討してください。
次回は、『知らないと絶対後悔する!! 最高の住宅オプション7選 中編』になります!
▼ブログ内でご紹介したリンクはこちら (ハイドア)
神谷コーポレーション https://www.fullheight-door.com/
▼こちらの記事はこの動画で詳しく解説していますので、是非ご覧ください!
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