こんにちは住まいの専門家かみだにです。
皆さん間取りのお悩みありませんか?
私のもとへ寄せられる最も多いお悩みが、『自宅の設計プランはできたのだけど、はたしてこれで問題ないのかどうかが分からない、だから第三者としてみてほしい』というものです。
そこで、間取りの失敗を避ける上で、特に見落としがちなポイントを7つご紹介します。
是非、最後までご覧いただいて担当営業マンもびっくりするような、間取りの知識を手に入れていただいたらと思います。
1. 階段と水回りが真反対
一つ目は、階段と水回りが真反対です。これだけでは、なんのこっちゃですよね。詳しくご説明します。
これは階段が関係するので、2階建てや3階建ての場合ですが、階段と水回り、特に洗面や浴室の位置が、平面上で端と端の配置になってしまっているということです。
簡単に言えば、階段と水回りが遠いんです。
では、この間取りの何が悪いのかをご説明します。
それは必然的に、2階の個室から水回りへの動線が、非常に長くなってしまうことです。
例えば、朝起きて歯を磨いて、着替えて、朝ご飯を食べて、会社や学校へ出かけるというような日常の一連の動作の中で、個室と水回りの間を、何度か行き来することになりますよね。
あるいは夜でも、寝室と洗面や、寝室と浴室というのは関連してくるスペースですから、この動線が長いと、毎日の生活の中で、徐々に何か不便だなと感じてしまうわけです。
加えて、物干しが2階にある場合やクローゼットへの衣類の片付けなど、家事動線が関係している場合は、さらに動線に苦労することになります。
ただし、この動線でも、あえてそうしているという理由があれば全く問題はないです。
ただ、私が感じるこの配置になった原因は、ズバリ、『そんなこと特に考えていない』ということです。
つまり、LDKや玄関、水回りなどを色々配置したあとに、結果的に設置できる場所に、階段を配置したことで、
そのような間取りになってしまったということですね。
こうなると、せっかく回遊動線を採用して、動線が短くなった、と喜んだ何倍も長い動線を計画していることになります。
それを毎日、何度も感じることになります。それは、是非とも避けたいですよね。
ですが、これを回避する方法は案外簡単です。
その方法とは、階段の登り口を2階全体の中央付近に配置するだけです。
というか個人的にはこれが間取りの中で、基本のキだと思います。
これができると、立体的に通路を最短で計画することができますから、面積もコンパクトになり、建築費用も削減できます。
今、自分の間取りを見直してギョッと思った方は、是非もう一度検討してみてください。
2. 家具配置を表記する
2つ目は、家具配置を表記することです。
『間取りっていっているのに、家具は別でしょ』と思う方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
というか、家具の配置を検討しなければ、間取りを設計することはできません。
私のやっている『間取りチェック(*下記公式LINE参照)』のご依頼をいただく中で、図面に家具を表記している会社さんと、家具を表記していない会社さんがあります。
そしてそこには設計のレベルに大きな差があります。当然ながら、しっかりと設計できているのは、家具の表記がある会社さんです。
はっきりいって図面への書き込みの量は、設計の質としっかり比例します。
家具の表記が無い図面の場合は、検討が甘く、実際にどうやってその空間使うの?という疑問を持つ場合が多々あります。
『家具表記が無くても部屋の広さは取れているから大丈夫でしょ』と考えるのは非常に危険です。
なぜなら、部屋には窓や通路など家具を配置できないスペースがたくさんあるからです。
例えば、リビングにソファを置こうと思っても、窓の前や通路を避けると、ソファを置けるスペースが全然無かったという場合もあります。
逆に、将来用の間仕切りに対してまで、全て家具を計画して、表記してくれている会社さんもあります。
そして、こういった会社さんは、間取り全体の動線も驚くほど、よく考えて設計されています。
家具を表記することは、実際の生活を具体的に、より現実的にイメージすることにつながるからです。
今、自分のお家のプランを見てギョッと思った方は、今すぐ家具表記の依頼を、工務店へLINEしてください。
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https://lin.ee/bbcXP6l
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