こんにちは住まいの専門家かみだにです。

プロは絶対に避ける！玄関の注意点７選の最後をご紹介します。

６.　不潔な玄関

玄関の注意点６つ目は、不潔な玄関です。

こちらについては、最近不要論が出ている勝手口が関係してきます。
勝手口を設ける一番の目的は、キッチンのゴミをすぐ外に出せることですよね。

そして、最近の間取りでは回遊導線などを活用することで、玄関から比較的近い位置にキッチンを配置することで、キッチンから玄関を経由して外部にゴミ出しをするという導線が多くなってきています。

そこで、注意しなければいけないのが、このゴミに対しての対策です。
例えば、ゴミが床に落ちた際の掃除のしやすさや、靴を脱ぎ履きする際やドアを開ける際にゴミを仮置きできるスペースなど、導線上に工夫しておかないといけないことはたくさんあります。

もちろん、地域によってゴミ出しの頻度や分別方法も違いますので、小さい袋で毎日出すだけだから苦労しないという地域もあると思いますので、全てに当てはまるわけではありませんが、ゴミの汚れのせいで、玄関に臭いがついてしまったり、虫が発生してしまったりしないように、勝手口の必要性も考慮しながら検討してください。

キラキラした新生活を想像しているところに、ゴミ出しを想像してもらうのは申し訳ありませんが、抜け落ちやすい部分ですので、ご注意ください。

７.　気持ちの良い玄関とは。

玄関の注意点７つ目は、「気持ちの良い玄関とは。」です。

気持ちの良い玄関は、先ほどの清潔感や、プライバシー性が高いことなども関係してきますが、やはり一番の要素はズバリ、明るいことではないでしょうか。

玄関は、家の出入り口ですから、出かけるときも帰ってきたときも明るい空間であってほしいと思いませんか？
薄暗い空間から出かけるより、明るい空間の方が、いってきますと元気よく出かけられますよね。

少し柄にもなくスピリチュアル的なお話しをしていますが、実は、明るい玄関にすることで、掃除もしやすくなりますし、清潔に保つこともできますよね。

つまり、明るい玄関を基本にすることで、色々な面でメリットを生むということです。

最近、シューズクロークを設けるようになってから、窓を設ける壁面が少なくなり、比較的薄暗い玄関が増えたように思いますので、少しでも外壁面があれば率先して明かり取りの窓を設けてほしいと思います。

玄関が暗くなるくらいなら、シューズクロークは諦めても良いのではないでしょうか。
検討してみてください。

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今回は、「玄関の注意点７選」をお伝えしました。

設計者は、道路や駐車場からの導線についてはよく考えているのですが、玄関の空間設計に対しては時間をかけて計画していないことが多いように思います。
シューズクロークとコート掛けと洗面台のような流行りの要素だけではなくて、本来の玄関の役目である家の顔としての空間づくりや、外部空間とのつながりや対策についてもしっかりと検討してほしいと思います。

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