こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
「オプションを付ければ必ず良くなる」
皆さんこんな感覚はありませんか?このオプション神話を信じていると、ちょっと危ないかもしれません。
かといって後からつけておけば良かったと後悔するのも辛いですよね。
何かいい方法は無いかなー。
はい!
そこで今回の動画では、後付けができるおススメのオプションを5つご紹介します。
後付けオプションの特徴や、後付けする場合の注意点も詳しく解説します。
是非、最後までご覧いただいて、無駄なオプション費用を避けるための参考にしていただいたらと思います。
また既にお家が完成しているという方も、リフォームの参考にしていただけます。
それでは、『これで後悔を回避!後付け可能なオプション』を5つご紹介します。
1. センサー付き水栓
後付け可能なオプション1つ目は、センサー付水栓です。
センサー付水栓は、タッチレスで清潔に使用することができる人気のオプションですよね。
実際に採用を検討している方も多いと思います。
ですが、採用された方の中でも、センサーの感知速度が自分に合わないというご意見や、手をかざす時に結局水栓に水滴が落ちてしまうので意味がないなど、採用して失敗したという声があるのも事実です。
特にセンサー水栓は、オプション費用も高額ですし、加えて電源工事も必要なので、ある程度メリットを感じられないと、後悔につながってしまいますよね。
一見、後付けは難しそうなセンサー水栓ですが、実はこちらには優秀な後付け商品がたくさんあります。
実際に、私の事務所の手洗いにも使用していますが、センサーの感度も良く、接続部から水が垂れたりすることもありません。
また、下部のセンサーは手を入れている間だけ水を出せますし、横のセンサーは出しっぱなしにしておくこともできます。
ご使用の水栓の口径に合わせて、いくつかのアタッチメントは付属されていることが多いので、接続ができないという心配はないと思います。
ですが、グローエなどヨーロッパの水栓には対応していない場合がありますので、ご希望の水栓に接続できるかは、事前に確認しておくことをオススメします。
また、基本的に充電式なので、電源工事は必要ありません。
タイプCケーブルなどスマホと同じケーブルで数カ月に一回充電するだけです。
大体価格は5千円~1万円くらいのものが多いと思います。ちなみに取付はご自分で簡単にできます。
キッチンに後付けはカッコ悪いと思われる方は、まずは洗面や、トイレの手洗いから試してみてはいかがでしょうか。
便利すぎて家中の水栓に設置したくなるかもしれません。
2. 防犯ガラス
後付け可能なオプション2つ目は、防犯ガラスです。
防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に丈夫なフィルムなどを挟み込んだ合わせガラスです。
防犯ガラスは、その名の通り防犯性能に優れていて、割れないという訳では無く、何度も叩かないと破れないことから、音を嫌う空き巣などに対して、一定の防御をすることで諦めさせるという効果があります。
しかし、防犯ガラスの採用は高額なため、見積りをしたけど諦めたという方も多いと思います。
そこで、今回おススメするのは、後施工が可能な「防犯フィルム」です。
新築時に防犯ガラスを採用する場合は、まだ生活をする前なので、どの範囲の窓が危険なのか判断が難しいので、1階の全ての窓に採用したりと、必要以上の費用をかけてしまう場合もあります。
ですが、防犯フィルムの場合は、後施工できますので、近隣や生活環境に合わせて必要な場所だけに施工することができます。
なおかつ、防犯ガラスよりも安価ですし、施工も短時間で行うことができます。
また、性能が気になるという方は、防犯性能の高い建物部品の標章として使用されているCPマークがあるものを選定してください。
防犯に対して一定の効果のあるものに対して標章できるマークになっています。
この窓ガラスなら尾崎豊も1・2枚で諦めるかもしれません。気にしないでください。分かる人だけに分かればいいです。
3. 樹脂サッシ
後付け可能なオプション3つ目は、樹脂サッシです。
樹脂サッシは、内外共に硬質プラスチックで形成された断熱性に優れた窓サッシです。
世界でも省エネの観点から、標準的に使用されていますが、日本での採用率はご覧の通りまだまだ低くなっています。
これからお家を建てる方は、樹脂サッシの選択しかないと思いますが、既にお家を建てられた方や、建築途中の方で、外がアルミで中は樹脂の半樹脂サッシや、アルミサッシを採用された方もいらっしゃる方もいると思いますので、そういった方に是非お勧めしたい後付け商品が、樹脂内窓です。
ご存知の方も多いと思いますが、樹脂内窓は既存のサッシの内側に設置するサッシです。いわゆる2重サッシです。
断熱性に加え、気密性にも優れることから、防音効果に期待して、設置することも多い商品です。
また、外部に直接面している訳ではないので、雨仕舞いの必要がなく、形状がシンプルですから、通常のサッシに比べ安価です。
なお、施工も1つの窓で1時間程度と、施工費も抑えることができます。
ですが、その設置効果は非常に高いです。
組み合わせによれば、既存の窓がアルミサッシだったとしても、樹脂サッシの性能を超えることも十分に可能です。
また、樹脂内窓は優先順位の高い場所から、徐々に設置していくことができるのも、メリットの1つです。
樹脂サッシは諦めたけど、やっぱり冬寒い、結露を無くしたいという方にお勧めです。
注意点があります。
既存の窓枠の大きさに合わせて設置するため、多少大きさに余裕が必要です。
つまり多少の隙間が発生する可能性がありますで、その場合はシーリングやモヘアを施工して隙間を埋めてください。
内窓を設置したけど、結露が発生している場合などは、そういったことが原因の可能性が高いです。
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