こんにちは!上谷です!!
今回も後悔しない家づくりをする為に
家づくりの後悔するかもしれない仕様
を紹介します。
【天井化粧梁】
天井化粧梁は、天井面より少し下がった
部分に、構造材の梁を見せたり、木目調
のクロスで仕上げたりすることで、天井面
に凹凸をつけて奥行きを演出することが
できるデザインです。
最近採用されることが多く、実際アクセント
になります。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/06/image-8.png)
しかし、注意点があります。一般的に
ホコリがたまることや、圧迫感を感じる
場合があることは想像しやすいと思います。
しかし、
一番ご注意いただきたいのは、照明計画に
ついてです。化粧梁が天井面より下に出て
きていることで、天井面に設置した照明
の光を遮ってしまいます。
また、照度は天井や壁面の反射によって、
大きく変化するため、実際に仕上がって
みないと、どこまで照度が落ちるかとい
うものは読みにくい部分があります。
対処方法としては、シーリングライトの
ような大きい照明で部屋全体を照らすの
ではなく、化粧梁の間にスポット照明
のような形でダウンライトを設置する方が
良いと思います。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/06/image-9.png)
ペンダント型の照明を設置するという
選択肢もありますが、多少暗くても良
い部屋であれば問題ありませんが、
そもそも化粧張りはリビングなどLD
Kで採用することが多い為、ペンダント
タイプでは照度が足りないと思います。
さらにダウンライトを採用する上での
注意点ですが、通常の設計よりも少し
多めに設置してほしいと思います。
理由は、先ほど申し上げた化粧張りの
影響で反射率が下がる可能性があるからです。
できれば、多いくらいで設置しておいて、
光量調整機能つきのダウンライトを選定
いただきたいと思います。少し価格は
上がりますが、安全です。
化粧張りの注意点がもう一つあります。
天井面と化粧張りのスキ間が空くことが
あります。
これは、木材が季節によって膨張や伸縮
をしてしまうことが原因です。どうしても
起こってしまうことなのですが、実際に
隙間を見ると大丈夫かなと心配になって
しまうと思います。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/06/22780909-211x300.jpg)
ですので、天井面と化粧梁との間に少し
大きめのシーリングを入れておいてもら
うか、底目天井の仕様にしておいてもら
いましょう。
シーリングはゴム性なので伸縮にある
程度追従しますし、底目天井にしておけ
ばスキ間は見えにくくなります。
是非、ご参考にしてください。
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