こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
今回は『後悔しやすい住宅設備10選 後編』をお届けします。
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8.階段のササラ
後悔しやすい住宅設備8つ目は、階段のササラです。
『ササラ?・・・何それ?おいしいん?』と思った方も多いと思いますので、ご説明します。階段のササラというのは、階段の両側面にある斜めの板材の部分です。
このササラは、勝手についてくるし見えてくると思われる方も多いかもしれませんが、実は壁の中に隠して施工することもできます。
そして、ササラを表に出さずに施工した場合は、階段を段板だけのスッキリとした印象にすることができます。比べていただくと一目瞭然ですよね。
ただ、階段の幅の問題やハウスメーカーに断られたという場合は、階段の踏み段やササラをホワイトに変更することでも、多少スッキリ感は出ますので、参考にしてください。
9.標準の水栓柱
後悔しやすい住宅設備9つ目は、標準の水栓柱です。水栓柱というのは、家の外部に使用する1m程度の高さのある水栓です。
これがあると、腰をかがめず水栓が利用できるので、庭の手入れをする場合や駐車場で車を洗う際にも、便利に使えますよね。しかし、水栓柱は、何も指定せずにハウスメーカーに設置を依頼すると、かなりデザイン面で損をしてしまいます。
どういうことかというと、一般的な水栓柱のデザインは、塩ビ製のアイボリーやグレーなので、お世辞にもデザイン性が高いとはいえません。
そして、先ほどのように、水栓柱を駐車場に設置した場合は、塩ビ色の水栓が、家の真正面に設置されることになります。そうなると、せっかくこだわった外観や外構デザインを損ねてしまいます。
ですから、駐車場周りや、家の正面に水栓柱を設置したい場合は、事前に材料を指定したり、購入したものを支給して付けてもらうようにしましょう。
おススメの水栓柱は、ステンレスのタイプです。見た目のデザイン性はもちろんですが、耐久性も高いので非常におススメです。
最近はそれ以外にも様々なものが選べますので、ネットで調べてみてください。価格は標準タイプの何倍もしますが、元々標準タイプの水栓柱が数千円なので、価格差は1万円~2万円程度です。家の正面になら使っても良い金額だと思います。
水栓メーカーのカクダイのリンクを下の方に貼っておきますので興味のある方はご覧ください。
10.洗面の台付け水栓
後悔しやすい住宅設備10こ目は、洗面の台付け水栓です。
台付け水栓というのは、最も一般的に使用されている水栓で、カウンターの上についているタイプの水栓です。この水栓は、最も採用されているだけあって、種類も豊富で、高さや奥行など様々なタイプから選定することができます。
しかし、どの形状だとしても統一して困った部分は、水栓の根元部分の汚れですよね。どうしても、水が飛んでしまう部分ですから、水垢が付いたり、カビが生えたりと、この根元の掃除に年中困っているという方は多いと思います。
これは、どういう素材を使うとか、そういう問題ではなく、この台付け水栓を使うと、物理的に避けられないデメリットになってしまいます。では、どうすれば良いか、というお話です。
オススメなのは、壁付け水栓です。壁付け水栓は、その名の通り、壁につけるタイプの水栓です。台付け水栓のように根元に水が溜まりませんので、水垢やカビの掃除から解放されます。
そして、水栓だけではなく、洗面化粧台にも壁付け水栓を採用しているタイプもあります。
ハイグレードのみ採用しているメーカーもありますが、TOTOやLIXILでは、壁付け水栓のタイプが普及タイプから採用されています。
今回は『後悔しやすい住宅設備10選』ご紹介しました。
- 対面型ダイニング 動線重視なら横並びダイニングがおススメ
- 床断熱 住環境を優先するなら基礎断熱がおススメ
- 照明の電球色 後悔を避けるなら温白色がおススメ
- 洗面脱衣室 洗面スペース配置の固定概念に注意
- キッチン扉の鏡面タイプ 指紋・傷・凹み・波うちに注意
- 廊下のコンセント コードレス掃除機ならなら付けなくて良い
- Ⅱ型キッチン 床材は耐水性・清掃性の高いものにする
- 階段のササラ 隠してスッキリもできる
- 標準の水栓柱 施主支給がおススメ
- 洗面の台付け水栓 壁水栓が汚れにくい
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