こんにちは、住まいの専門家かみだにです。
固定資産税を安くする方法10選の続きをご紹介します!
固定資産税は、家を建てたあとも、最後まで付き合っていくことになるので、家に関わる税金の中でも特に重要です。知らないままで、家の計画をすすめしまうと、安くなるどころか、長期間に渡り必要以上の税金を支払うことになるかもしれません。
初心者の方でもご理解いただけるよう、税金の難しいところは抜きにして、大事なところだけを抜粋してお伝えします。
5. 構造は木造がお得
固定資産の評価額は、築年数に応じて徐々に下がっていきます。
これは木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造共に、最終的に評価額は2割まで下がっていきます。
ただし、下がっていくスピードが違います。
まず木造の場合は、評価点数に応じて15年~35年間で2割まで下がります。
ただし、おそらくほとんどの方が、25年に当てはまると思います。
それに対して、軽量鉄骨造の場合は30年、重量鉄骨の場合は40年、さらに鉄筋コンクリート造の場合は、60年かけて、ゆっくりと2割まで、下がっていくことになります。
25年後に木造が2割になった時点で、鉄筋コンクリート造ではまだ5割ほどです。
また、鉄骨造や、鉄筋コンクリート造は、評価額の下がりにくさに加えて、そもそもの評価額も設定されていますので、固定資産税については木造が圧倒的に有利です。
6. 屋根はガルバがお得
固定資産の評価には、各、仕上げ材料毎に、評点という数字が振り分けられています。
そして、この評点を、床面積と掛け合わせることで、評価額を算出しています。
例えば、瓦(上)屋根は床面積あたり17,090点です。
そして、最近使用することが多い、ガルバリウムの屋根なら12,250点です。
そして、この点数はそのまま1点1円として読み変えができますので、先ほどの場合なら、ガルバリウムよりも瓦の方が、床面積あたり4,840円も高いことになります。
つまり、床面積が80㎡の場合、屋根の評価額は、瓦(上)の方が387,200円も高いということになります。
こういった固定資産税が安いということに加えて、漏水に対しての安全性や、しっくい補修の必要もないことから、
ランニングコストの面で見ると、ガルバリウムはお得な材料だと思います。
7. 外壁は塗り壁がお得
外壁にはサイディングを採用される方が最も多いと思います。
サイディングは種類が多く、実際はグレードによって金額の巾が広いのですが、実は、固定資産の評価額は、どれを選んでも同じ7,530点となっています。
また、この評価点は、吹付塗装(5,900点)や板張り(6,480点)やガルバ外壁(6,610点)に比べても高い評価額ですので、固定資産の評価額においては、サイディングは割高になっています。
逆に塗り壁は、サイディングや板張りやガルバに比べ、施工費は高額なのに対し、薄付外装吹付仕上に含まれる為、お得な外壁材です。
メンテナンスコストも少ないので、屋根材のガルバリウムと同様に、ランニングコストで優秀な外壁材だと思います。
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