こんにちは上谷です。
今回は玄関の広さの目安についてお話し
します。
結論からいうと、1階の床面積に対して
1割が玄関の広さの目安です。
詳しく説明します。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/image-33.png)
例えば、30坪の総二階のお家があった
とします。総二階なので、1階の面積は
その半分の15坪ですよね。
そして、1坪は2畳ですから15坪は
30畳ということになります。ですので、
玄関が1割というのは、つまり、この
1階の床面積の30畳の1割の3畳を
目安にするということになります。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/image-31.png)
ちなみにこのスペースはシューズクロー
クや玄関収納を含まない、玄関土間と玄
関ホールを含めた純然たる玄関としての
スペースです。
なぜ、玄関の広さを考える上で、1階の
床面積をベースにするかというと、玄関
はイメージに対してのバランスが必要な
場所だからです。
ちょっと何いってるか分からないって感
じですよね。詳しくご説明します。
玄関は外部から初めて進入する室内の空
間なので、入る前に外観からある程度の
広さをイメージしますよね。
ですので、家の大きさに対してのバラン
スとることが大事になってくる訳です。
例えば、家は大きく感じたのに、玄関
は狭いな。とか、家は小さいのに玄関
はえらい広いな、とか。
つまり、玄関の広さは単純な面積だけ
ではなく、外観とのバランスで相対的
に、広い、狭いを判断してしまうとい
うことです。
ですから、逆に広すぎても、この家の
大きさでえらい玄関は頑張ってるなー
と思われる可能性もある訳です。
そういったアンバランスを避けるうえ
で、この1割というのが絶妙になって
きます。
![](https://kamidanikoumuten.com/wp-content/uploads/2022/09/image-32-1024x737.png)
あくまでも1階の床面積に対してです。
1割を切るとかなり狭く感じますし、
2割を超えると、広すぎて他のスペー
スにしわ寄せがいきますので、1割か
ら15パーセントくらいを目安に計画
するのが良いと思います。
是非、参考にしてください。